実際に行った人に聞いた香港の観光スポット情報

2018年10月11日木曜日

香港(hongkong)

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香港の観光スポット

自分だけで旅行プランを立てるとどうしても偏ったところに行きがちなので他の人に訪れた香港の観光地を聞いてみました。

赤柱(スタンレー)

2013年夏
"香港旅行の醍醐味と言えば、おいしい飲茶に100万ドルの夜景、はたまた海外ブランド等のショッピングといったところでしょうか?
どれも香港に行くならおさえておきたい定番メニューですが、せっかくならちょっと変わった楽しみ方をしてみるのはいかがでしょうか?
私のおすすめ観光スポットは、香港島の最南端に位置する赤柱、またの名をスタンレーという場所です。
香港と言えば、元々イギリスの植民地でしたが、こちらは今でも欧米人が大勢暮らす高級住宅街が広がっています。
九龍などの活気あふれるチャイナタウンとは打って変わって、スタンレーはヨーロッパさながらのリゾート地なんです。
グルメやショッピングに飽きてしまったという方や、少し違う香港の魅力を味わいたいという方には、ぜひおすすめしたいリゾート地です。
セントラルからバスに乗って、1時間弱で着いてしまうというアクセスの良さも、気軽に楽しめるリゾートという感じでいいですよね。
バスの中から見える西洋風の建物群も、一見の価値ありですよ。スタンレー自体は小さな街なので、半日もあれば十分です。
市内中心部からの日帰りショートトリップに最適なんです。
家族連れがゆっくりと過ごす海岸沿いでビーチを満喫するもよし。
昼間っからオープンテラスでおいしくビールを楽しむのもよし。
大人も子どもも一緒に楽しめる、ファミリーにも優しいリゾート地ですよ。
ちなみに、私のおすすめのグルメは、エスニックな味わいが特徴のラクサという麺です。
シンガポールのご当地ヌードルなのですが、開放的なオープンテラスの下でいただくエスニック料理というのも、ビル群の中で食べる飲茶とはまた違うおいしさがあっていいですよ。
買い物大国の香港だけあって、スタンレーにも活気あふれるマーケットが広がっています。
洋服や小物など、比較的ゆっくりと買い物できるところが多いので、ちょっとしたお土産を選ぶのにも適しています。
ぜひ皆さんも、香港に行かれる際には、スタンレーまで足を延ばして、リゾート気分を満喫してみるのはいかがでしょうか。"

香港一番の王道、ビクトリアピークへ。

ビクトリアピーク トラム

2016年9月
"私は40代の既婚者女性ですが、20代の時に初めて香港へ行ってから、すっかり魅力されてしまい、今回で5回目の香港旅行でした。
今回の旅は私の60代後半の両親も同行する計画だったので、香港旅行初の両親にはザ・香港と言う景色を見せて、食事をさせてあげたいと思ったのです。
9月の香港はとても暑いのですが、私の小遣で両親を招待するという事もあり、ツアー価格が安い時期をあえて狙っての香港でしたが、無理をせずに、ここだけは見せたいと言う観光ポイントを抑えて2泊の香港旅をスタートさせました。
その時に行った観光スポットで両親が一番感動したのは、やはりビクトリアピークでした。
もともと都会暮らしの両親なので、夜景を見ても喜ぶかな?と、言う不安もありましたが、予め両親からは香港の100万ドルの夜景が見たいとリクエストも来たので、香港の観光ポイント一番の王道でもある、ビクトリアピークへ行きました。

香港に慣れている人たちでの旅行ながら、観光ツアーは利用しませんが、乗り換えや、チケット購入で混雑が予想される観光ポイントなので、予め食事とセットになっているツアーを利用しました。
まずは夕食を食べるホテルのロビーに集合してから、ツアー客全員で香港名物の飲茶の夕飯を食べた後にいよいよ出発です。
オープントップバスに乗って、香港の夜の街並を味わいながら、バスは進みます。途中、女人街でバスを乗り変えて、ピークトラムの駅へ向かって、トラムでビクトリアピークを目指します。
所要時間は約10分程度で到着です。
私は獅子亭展望台から見る100万ドルの景色が個人的には一番好きですが、その日はお天気にも恵まれて、世界3大夜景とも言われている、ビクトリアピークからの夜景を両親にも見せることが出来ました。
ツアーだと上にいる時間が限られている事が難点の一つだと言えますが、個人的にビクトリアピークを訪れている場合は、ピークギャレリアやピークタワーでお土産などを購入することもお勧めです。
9月でも夜は日差しがなくて、山頂は風もあるので、たまらなく暑いという事もなく、両親を感動させる事ができたので良かったです。
やはりいつ見ても、ビクトリアピークの夜景は素晴らしかったです。


チムサーチョイプロムナード

2017年11月
"夫と初めて訪れた香港で一番楽しみにしていたのが、チムサーチョイプロムナードでした。
私はこのプロムナードから見る香港島の風景や夜景の写真を見て、香港に行きたいとずっと思っていたので、数年越しに夢が叶って本当に嬉しかったです。
残念なことに2015年から改修工事に入っているため、閉鎖になっているエリアが多いのですが、香港文化センターからスターフェリーの乗り場ぐらいまでは通行可能ということで、歩くことができました。
着いたのがちょうど日没くらいだったので、良い感じに日が落ちていく光景を眺めつつ、ゆったりと散歩をしました。そして、インスタ映えで有名になった「1881 ヘリステージ」にたどり着きました。
ここは1996年まで水上警察として使われていて、「建物歴史的外観を保つこと」を条件に商業利用としてリニューアルした複合施設です。
中にはティファニーなどの高級ショップや、レストランが入っています。
ヴィクトリア・コロニアル調のとにかくお洒落で可愛くて夢のような建物でした。
正面のオブジェは季節によって変わるそうです。
もう隅から隅までフォトジェニックで、私は、年甲斐もなくテンションがあがりまくり、カメラ・スマホで写真取りまくり、ビデオ回しまくりで、夫に「いいかげんにやめたら?これからショーや夜景もあるんだよ」とストップをかけられたほど。
おなかがすいたので、プロムナード近くで「雲吞麺」を食べてしっかりと腹ごしらえをして、「シンフォニー・オブ・ライツ」を堪能するべく、再びプロムナードへ
。ベンチのある観景台で見ることにしました。大勢の観光客とおぼしき人達がそんどん集まってきたところで、20時になり、ショーの始まりです。時間にして15分弱。
もう、綺麗で素敵で、しばらく呆然としていました。「ああ香港に来れて良かった」と。気がつけば感動で涙があふれていました。
ここは香港観光の定番です。定番は誰もが感動する、おすすめだから定番なのです。初めて香港を訪れるかたは絶対に外さないでくださいといいたいです。
夢のような「世界最大の光と音のショー」と、100万ドルの夜景でした。

スターフェリー(ビクトリアハーバー)

スターフェリーに乗って夜景を撮影

2018年5月
"私は5年前に出張で香港を訪れて以来、有り余るエネルギーに魅力を感じ、頻繁に旅行に出掛けています。
その度に必ず足を運んで乗船しているのがスターフェリーです。

スターフェリーは香港島と九龍半島を結ぶ中規模の客船で、100年以上の歴史を持つ由緒ある交通機関。
1階席と2階席に分かれていますが、高額な2階席も2.50HKDと非常にリーズナブルです。
観光客はもちろん、地元の住人も毎日のように利用しているので、生活感や臨場感がたまりません。

注目して欲しいのは船着き場で働いている作業員たちの制服です。
伝統を大切にしている乗り物ということもあり、制服はなんと男性もセーラー服!
香港の友人に以前話を聞いたところ、スターフェリーの制服に憧れて職員になる男性は今も多いのだとか。
船着き場に到着するなりロープを投げて係留し、テキパキと仕事をこなす作業員の姿は必見です。

スターフェリーの乗船時間は僅か10分程度ですが、その間は香港の景色を存分に楽しめます。
世界を代表する夜景の一つ、ビクトリアハーバーのど真ん中で過ごす時間は至福の一言。
もちろんシンフォニー・オブ・ライツ実施中にも運航しているので、この時間を狙った乗船もおすすめです。

船の外の景色だけではなく、船内の雰囲気も抜群で思わず目を奪われます。
歴史ある船であるため木の温もりを感じられるアンティークな雰囲気は何とも言い表しようがありません。
座席の一つ一つに刻まれたトレードマークの星印もオシャレです。
庶民のためのフェリーですが、どこか上品な気質を感じてしまうのは私だけでしょうか…。

私はスターフェリーを単なる移動手段とは思えません。
例えるなら、東京ディズニーシーのトランジットスチーマーラインでしょうか。
香港の魅力を凝縮した至高の空間と言っても過言ではありません。

近年では地下鉄が開通し、香港島と九龍半島を繋ぐアクセスは劇的に改善されています。
しかしレトロなスターフェリーでしか体験できない独特の魅力は確かに存在します。
香港を訪れた際には、ぜひ一度だけでもスターフェリーに乗船し、香港の歴史と伝統に触れてみて下さい。"

ガーデン・オブ・スターズ

2016年9月
香港映画大好きの私が香港旅行で一番良かった観光スポットは「ガーデン・オブ・スターズ」です。
そこはブルース・リーの銅像をはじめとする香港スターたちの手形やサイン付きのネームプレートが展示されており香港映画ファンやブルース・リーファンにとっては本当に最高の観光スポットだと思います。
やはりブルース・リーの人気は非常にすごくて、常にファンたちが銅像の前で写真を撮っている状態でした。
国籍も様々なファンがブルース・リー銅像を見て、大興奮し涙ぐんでいる姿を見て、彼は本当に世界中から愛され人々に影響を与えたんだと感動しました。
私はブルース・リー銅像と写真を撮るべく朝、昼、夜と3回ガーデン・オブ・スターズに行きましたがいつ行っても銅像の前の混み率は高く、写真を撮れたのは夜の10時過ぎてからやっとでした。
メインのブルース・リー銅像の他にも、香港スターたちの手形プレートも最高です。
有名なジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポ―、ジェット・リーなどの手形プレートを自分の手と大きさ比べした写真を撮ったりして満足に楽しみました。
ブルース・リーの手形だけなかったのが残念でしたが、メジャーなスターの手形はほとんどありました。
ゆったりとした道の公園なので地元の人たちものんびりと散歩したりお喋りしていたりと雰囲気もいい感じでした。
ガーデン・オブ・スターズはMRTチムサーチョイ駅から歩いてすぐの距離にあって、道案内の看板もいくつかあり迷わずに到着することができました。
昼間に行っても楽しめますが、夜も香港ならではの夜景がすごく綺麗なので、できれば昼と夜2回行くことをおすすめします。
夜に見るブルース・リー銅像は昼に見るのとはまた違うカッコよさがあるので、ブルース・リーファンは是非夜も行ってほしいです。観光地ということもあり、夜でも人通りも多く賑やかなので最低限気をつけていれば夜のお出かけも大丈夫です。
入場無料の公園なので、香港映画好きの方には絶対に行ってほしい観光スポットです。"


香港ディズニーランド

香港ディスニーランド 噴水

2016年秋ころ
"東京ディズニーランドが大好きすぎて、香港を訪れたついでに香港ディズニーランドにも足をのばしました。
香港ディズニーランドは開園した当初は大行列であふれ返っていたそうですが、現在ではピークがひと段落したせいか、東京と比べて人もまばら。
土日は分かりませんが、木曜日に遊びにいったら「本当にディズニーランド?」と疑いたくなるくらい人はいませんでした。
門を入りテクテク中を進んでいくと、ヨーロピアンテイストの街並みが広がっています。
東京で例えるなら、ランドよりディズニーシーに近い雰囲気です。
あちこちにある洋風のミッキーの看板の下に、びっしり中国語が書かれているので、なんとも斬新な感じです。
日本と同じで園内には、シンデレラ城もあります。…がディズニーマニアからすると「やや小さい?オモチャ感が否めない?」とガッカリする内容。
遠目で見ればイイ感じに仕上がっているのですが、近くで見るとゴツゴツ荒っぽさが目立つ感じです。
同じディズニーランドとはいえ、こうも国によって違うんですね。
香港ディズニーはコンパクトで、あっという間に一周回れます。
しかもレストランやお土産屋さんも人が少ないので、余裕で見れます。
日本のディズニーなら11時台に早めに席につかないとどこのレストランも満席になってしまいますが、香港ディズニーの場合は12時お昼になっても、あちこち空席が目立つ印象。
慌てなくてもきちんと席に座って食事を楽しむことができるため、疲労感は少ないです。
トイストーリーやプーさんのアトラクションで楽しんだあと、近くにあった香港ぽいチャイニーズレストランへ。
ランチセットを注文します。ディズニーランドのご飯は当たりハズレが激しいのですが、このお店は星3つ。
豚の角煮定食のようなものを食べましたが、つるんとした濃い目の味付けがなかなかおいしかったです。
超期待していると「あれ?」と戸惑ってしまうことの多い、突っ込みどころ満載の香港ディズニーですが、それほど期待しないまま入場すると、思わぬ感動に出会えるかも?しれません。
一度は訪れてみると、イイ土産話になると思います。

行くなら今 初めてでも見逃さない!香港ディズニーランド

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長州島

2017/4
定番の香港島や九龍島ではなく、離島に行ってみたいと思い足を伸ばしました。
セントラルからフェリーで1時間程の所にあります。
毎年5月に開催される饅頭祭で有名ですが、私が行ったのは4月の平日で天候もあまり良くなかったためか混雑はしていませんでした。
飲食店は海鮮店が多く、少し歩くと食堂がいくつも並んでおり、客寄せをしています。だいたいどこもメニューや料金はにたりよったりだと思います。
蒸し魚、エビ、野菜炒めなどが定番メニューで、香港島や九龍島の店と、料金に大差はないです。
このような海鮮が食べられる店が何軒もあり、他にもインド料理やベジタリアン専門のレストランもありました。
おしゃれなカフェや香港スイーツのお店もあるので食べるお店を探すには困りません。
さすが香港人や中華圏の方は、食べることに情熱を注いでいる印象が強いだけにランチorディナー難民になることはなさそうでした。
この島を散策するにあたっては、レンタサイクルが便利です。小さな島ですので徒歩でも回ることは可能ですが、レンタサイクルがお勧めです
有料になりますが、デポジットとパスポートなど本人確認証明書を見せて気軽に借りられます。
レンタサイクルコーナーはいくつもありました.
特にここが超観光スポットという見所はないのですが、海を眺めながらのサイクリングは、離島ならではだと思います。
山道を上へ登ると(自転車では登れません)崖になっている所に張保仔洞という、大昔の海賊が自分の宝物の隠し場所だったというスポットがありました。
私はあまり崖に登ったり、崖の断片を歩いたりというアクティブなことは好まないのですが、足元に十分気をつけてさえいれば柵もありますし怖いとは感じませんでしたが、小さなお子様がいる方にはお勧め出来ないです。
冒頭にも記載した饅頭祭ですが、祭の時期に関係なく年中名物の饅頭は買うことができます。
平安(ピンオン)という字が書かれた饅頭、定番の黒ゴマ、あんこなど数種類あり私は黒ゴマを食べましたが、メロンパンぐらいの大きさのふわふわ饅頭で、中の黒ゴマは少量でしたがとても美味しく頂きました。
今回のように混雑がなければまた行きたいですが、野良犬が多くて特に山道ではいたるところに寝そべっていたりするので、犬が苦手な私はいちいち構えないといけない、癒されたけど犬に緊張した貴重な香港・長州島の旅でした。

益昌大廈


2017年
香港のイメージと言えばなんでしょう。おいしいグルメ、綺羅びやかな夜景…。もちろんそれらもそれぞれ素晴らしい香港らしさだと思いますが、私がオススメしたいのは香港のカオスな一面です。
香港と言えば狭い土地の中にへばりつくようにして建てられた高層のマンション群。
中には増築に増築を重ねたものもあり、まさにカオスのような空間になってしまっているものも少なくありません。
そんな香港のカオスな部分に触れるのにオススメなのが益昌大廈というマンション。場所は香港島の西側、地下鉄の太古駅の近くにあります。
香港の中心地である中環や尖沙咀からでも地下鉄で30分くらいのお手軽観光スポットになります。
なぜこのマンションが観光スポットなのでしょうか。
時は2014年、このマンションが一気に注目されるようになった出来事がありました。
映画『トランスフォーマー ロストエイジ』の公開です。
この『トランスフォーマー ロストエイジ』は香港で撮影が行われたのですが、そのロケ地のひとつとしてこのマンションが使われました。
映画の中の世界観にぴったりとマッチした香港のカオスな風景は、世界中の人々を魅了したのです。
私もその世界観に魅了され、益昌大廈を訪れてみました。圧巻なのは映画のロケでも使用された中庭。
四方をぐるっと凹凸のある建物に囲まれた空間は、まさしく異世界に誘われたかのよう。
建物の表面には住民の洗濯物や植栽、クーラーの室外機などいろいろなものが出ていたりしますが、それらがすべて合わさって見事にカオスな空間を作り出しています。
ガイドブックに載っている観光スポットではありませんが、私のほかにも大勢の観光客がこの空間を見にきており、私を含めてみなが思い思いに写真を撮ったりして楽しんでいました。
定番の観光スポットからは外れてしまうかもしまいませんが、香港のカオスを味わうにはオススメの、知る人ぞ知る的な観光スポットだと思います。
ぜひともみなさん香港を訪れた際には、 益昌大廈に行ってみてください。
ガイドブックに載っているような香港ではない、また違った一面の香港を見るのも楽しいものです。


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