ビクトリアピークにトラム・徒歩・バスで行こう
香港の最も有名な観光スポットの1つであるビクトリアピーク。正直登るまではただの観光スポットだと思っていましたが、ここは絶対登ったほうがいいです。香港の摩天楼が一望できて、素晴らしいです。ニューヨークが舞台の映画ですが、マイケルJフォックスの「摩天楼はバラ色に」という映画を思い出してしまいました。私もまだまだやれるぞー!!山頂付近は特にお金持ちも多い地区の様で警備員さんのいるマンションや考えられない程広い豪邸もビクトリアピークの周りにはあります。
ビクトリアピークで夜景を鑑賞するならトラムに乗ろう
ピークトラムは中環とビクトリアピークを結ぶ登山電車で上り・下りともに右側に座ると香港の中心地を眺めていくことができます。徒歩でも登れますが、街灯がないので危ないです。暗くなるなら必ずトラムに乗ることをお勧めします。
ピーク・トラム乗車券・運行間隔
ピークトラム運行時間:07:00 - 深夜00:00(運行間隔:10~15分)オクトパスカード利用可能
大人:往復40HKドル・片道28HKドル
子ども(3-11歳・シニア(65歳以上): 往復18HKドル 片道11HKドル
オクトパスカードを持っていない場合は、チケットを購入します。
ピークトラムのチケット売り場は行列が絶えないのと、オクトパスカードを持っていてもトラムに乗車するまでに数時間かかる事もあるので日本で予約できるツアーがおすすめです。
片道や往復も選択できるので行きはトラムに乗って帰りはバスや徒歩にしよう等、選択しが増えます。トラム単体では販売していないので、スカイテラス428やマダムタッソー蝋人形館のチケットをセットで購入する必要がありますが、かなりお得な値段と感じました。
スカイ・テラス428の開放時間
10:00~23:00(月~金)/ 8:00~23:00(土、日、祝)
大人:52HKドル
子ども(3-11歳・シニア(65歳以上):26HKドル
お得なチケット
【香港ピークトラム優先乗車券】
チケットの一例:
ピークトラム片道乗車チケット(往路優先乗車)+スカイテラス428展望台入場チケットで987円
トラムの優先乗車が魅力!曜日により購入するチケットが違います。
【ガイドがご案内】香港ピークトラム優先乗車券セットチケット(金〜日)
【往路は優先乗車!】香港ピークトラム片道 / 往復セット乗車チケット(月〜木曜)
チケットの一例:
ピークトラム片道乗車チケット(往路優先乗車)+スカイテラス428展望台入場チケットで987円
トラムの優先乗車が魅力!曜日により購入するチケットが違います。
【ガイドがご案内】香港ピークトラム優先乗車券セットチケット(金〜日)
【往路は優先乗車!】香港ピークトラム片道 / 往復セット乗車チケット(月〜木曜)
ピークトラム駅(ピークトラム乗り場)への行き方
ピークトラム乗り場まで徒歩で行く中環駅・金鐘駅からは徒歩でピークトラム駅(Peak Tram Station)に向かった方が早いです。徒歩15分位でビークトラム駅に到着します。
- 中環駅(セントラル/Central) J2出口
- 金鐘駅(アドミラルティ/Admiralty) C1出口
おススメは金鐘駅から歩いて行くルートです。駅の中も混んでいませんし、道のりも空いています。綺麗なトイレも見つけやすいです。
高層ビル群の間を歩くので、アジアの金融街を肌で感じられます。
香港の代表的な銀行(中国銀行、HSBC、スタンチャータード)の本社ビルが並んでおり、風水的にとても良いと言われている有名な場所なので、絶えず人が訪れていました。
ピークトラム乗り場までバスで行く
フェリー乗り場の近くにあるバスターミナルから2階建てのバスの新巴(FirstBus)でピークトラム駅に行くこともできます。さらに同じバスターミナルからは直接ビクトリアピークの山頂に行くバスも出ています。バスに関しては次に記載している「バスでビクトリアピークに行く」で紹介しています。
【バス系統番号】
15C:香港駅・中環駅⇔ピークトラム駅(ピークトラム乗り場)
バスでビクトリアピーク山頂に行く
街中でよく見かけるバスもビクトリアピークに運行しています。少し遠回りして行くので香港の住宅街を走ります。急斜面の山の中にある大きなマンションには圧巻されました。バスに乗るならやっぱりオクトパスカードが便利ですよ。
ビクトリアピークに行くバスは主に2種類
2階建てのバスの新巴(FirstBus)とミニバンの緑ミニバス
新巴(FirstBus)
バス乗り場:新巴は国際金融中心・第二期(TwoIFC)側の遊歩道を歩いて行くと、フェリーターミナルの手前にあります
【バス系統番号】
15:香港駅・中環駅⇔山頂
-10:00~23:45 約15分間隔で運行
-09:25~00:30 約15分間隔で運行
15B:灣仔 (會展新翼)⇔山頂
-12:00~19:00 約20分間隔で運行
-12:40~19:40 約20分間隔で運行
CITY BUS城巴 / FIRST BUS新巴の路線検索はこちらから
緑のミニバス
ミニバス乗り場:国際金融中心・第一期(OneIFC)を抜けて行き、香港駅を背にするとIFCモールの左奥に緑のミニバス乗り場があります
【バス系統番号】
1:香港駅⇔山頂
-06:20~24:00 5~15分間隔で運行
-06:45~24:25 5~15分間隔で運行
ミニバス1番線の路線・時刻表はこちらから
緑のミニバスから降りたい時にはこう言おう
緑のミニバスには降車ボタンが無いことがほとんどです。また、運転手さんは英語が分からない方が多いので簡潔に降りることを伝えるのが肝心です。
- ヤウロ(有落)
- StopPlease
- ヤウロムゴイ(唔該)
- パーシーチャムヤウロ(巴士站有落)
ビクトリアピークは終点なので「ヤウロ」を言わなくてもいいので気が楽ですね。別の場所で降りるとき「ヤウロ」を言って無視されてもめげないでもう一回言ってみましょう。
~思い出話~
病院に行くために乗ったのが初めてでした。病院の前にバス停があり、そこで降りたいと伝えたかったのでバス停名が書いてあるサイトを見せました。中国本土の方なのかよくわからなかったみたいでしたが、乗車していたお客さんが全員で運転手さんに伝えてくれました。本当にありがたかったなぁ。
ビクトリアピークからバスで市内に向かう
ビクトリアピークからバスで中環(セントラル)に向かうことができます。ピークギャレリアの裏手にバス停があります。緑のミニバス乗り場と普通のバス乗り場があるので好きな方を使えます。
タクシーでビクトリアピークに行く
タクシー乗り場に料金の目安が書いてあるので安心です。金鐘(アドミラリティ)駅のC2出口から出るとタクシー乗り場があります。
タクシー乗り場には料金が書いてあります。山頂(ThePeak)までは70HK$と書いてありますが、タクシーはメーター制なので実際に利用したら60HK$位で到着しました。
交通量によって値段が前後するので多めに書いてあるのだと思います。
チップとして10HK$を渡して丁度70HK$の支払いをしました。
ビクトリアピークからタクシーで市内に向かう
ピークギャレリアの裏手にタクシー乗り場あがあります。バスは中環(セントラル)方面のみ行きますが、タクシーなら各方面に行くことができます。
正規のタクシー乗り場はバス乗り場の間にあるので必ずここから乗車しましょう。
料金表には場所の目安の所要時間と目安の料金が書かれています。
夜になるとトラムやバスが非常に混む場合があり、正規のタクシー乗り場以外の所でタクシー運転手から声をかけられて乗車してしまうとボッタクリの危険があります。
ビクトリアピークを徒歩で登るなら
実際に登った感想ですが、軽い登山をした様な爽快感を得られました。登頂後に食べるアイスクリームがとても美味しくなりますよ。 疲れたけど徒歩で登る価値ありです。
ビクトリアピーク 徒歩で登った時の持ち物
- 水(1L)
- タオル
- WiFi
- iPhone
- ティッシュ
- 飴
結構キツイ坂道なので必ず飲み物を持っていくことをおすすめします。
ごみ箱は登る途中に沢山あります。
ピークトラム駅から山頂駅へ歩く2つのルート
ピークトラム駅のまできたらトラムに乗るか、徒歩で登るか分かれます。徒歩で登る場合2つのコースを紹介します。
ピークトラム駅は道路の中州にあるので、右手の道と左手の道でコースが変わります。
「ルート1:香港動植物公園を突っ切っていくコース」 はGoogleMapで経路検索すると表示されるコースです。
「ルート2:トラムの横を上がっていくコース」はトラムの横を登るコース。
ルート1もルート2も途中で合流します。
「ルート1:香港動植物公園を突っ切っていくコース」で登る場合
ビークトラム駅からスタート
ピークトラム駅の右手側の通り「花園道」を登ります。
花園道の左側にはパシフィックコーヒー・右側にはアメリカ大使館があります。
香港動植物公園を抜けていく
花園道の右手にある香港動植物公園があるので中に入りましょう。楽しみながら歩いて行けます。トイレやベンチもあるので一休みもできますよ。
花園道を背にすると左上方向に進み坂を登っていく様に進むと、香港動植物公園から雅濱利道に出る出口があります
香港動植物公園から山頂に続く道へ
香港動植物公園から雅濱利道に出て左折します
雅濱利道をまっすぐ2分位進むと交差点に出ます。信号を渡りまっすぐ進むと通りの名前が「舊山頂道(旧山頂道)Old Peak RD」に変わりますが、そのまま登っていきます。
あとは標識に従い登っていけば山頂駅に到着します。
「ルート1:香港動植物公園を突っ切っていくコース」と「ルート2:トラムの横を上がっていくコース」の合流ポイント。ここから同じ道となります。
「ルート2:トラムの横を上がっていくコース」で登る場合
ピークトラム駅の左側を行くと陸橋下の駐車場がありWWFの建物があり行き止まりの様にみえますがWWFの建物の左手に小道「Tramway Path」があります。
「Tramway Path」はトラム線路の横を登っていく道です。途中にはCafeもあります。
「Tramway Path」が終わるので「Brewin Path」の方に進みます
分岐点に来たら「Clovekky Path」方面に進みます
すぐに二股に分かれる道になるので「地利根徳里」の方の道を選びます。ずっと進むとルート1との合流ポイント「舊山頂道(旧山頂道)Old Peak RD」に繋がります。
合流ポイントには眺めの良いベンチがあるのでそこで休憩できます。
ここからの道は坂の傾斜はとてもきついのですが、80過ぎていようかと思うおじいちゃんがスタスタ登っていました。犬と一緒に登るセレブ達にも多く出会いました。
山頂駅のひとつ手前の白加道駅(Barker Rd.St.)は写真スポットとして有名です。
少し曇っていましたが、眼下に広がる街とトラムを写真に収める事ができます。
ルート1・ルート2を登った感想
ルート1は香港動植物公園を観光できます。ルート2はトラムが行きかうのを見ながら登山できます。
どちらも良いコースなのですが個人的にはルート2の方が交通量も少ない道を歩くため楽かと思いました。
山頂駅に到着しました。山頂でハーゲンダッツの甘いアイスを食べて疲れた体を労わりました。
天気のいい日にビクトリアピークに再度登ったらとても景色が良かったです。
帰りはトラムで帰りましたが、行きの大変さから考えるとあっという間に到着です。
ビクトリアピーク山頂の施設
ピークタワーと屋上にあるスカイテラス428展望台
ピークタワー内には眺望の良い飲食店があり休憩ができます。特にパシフィックコーヒーは手軽な値段で気軽に利用できる香港のコーヒーチェーン店なのでおすすめです。
マダムタッソー蝋人形館もピークタワー内にあります。
スカイテラス428展望台は有料ですが遮るものが何もない場所からの香港の景色は圧巻です。もちろん夜景がおすすめですが昼間の景色も楽しめます。
獅子亭景観台
スカイテラス428のある建物から徒歩数分で景観台があります。
こちらは無料で利用できます。登った日はあいにくの天気でしたが、中国式の建物がカッコイイです。
香港政府観光局 Hong Kong Tourism Board
日本語対応の市内の地図やビクトリアピークから徒歩で下山するための地図がおいてあり、観光局の職員さんも待機しています。
昔のトラムを再利用しているので記念撮影もおすすめです。
営業時間11:00~20:00
ザ・ピークギャレリア
山頂にあるThePeakGalleriaには沢山のお店があるので食べたりコーヒーを飲んだり不自由なくできます※2018年に訪問したら全面改装中でした。
http://www.thepeakgalleria.com/en/home.aspx