1日で回るマカオの世界遺産30+1

2018年5月1日火曜日

macau

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マカオの世界遺産(22の歴史的建造物と8つの広場)+1

マカオの世界遺産30ヶ所ともう一つポルトガルの風情を色濃く残すラザロ地区をバスだけ使って一日で回ってきました。
バスだと1回の乗車で3パタカ(50円)程度なのでタクシーに比べれば、いくら乗ってもただ同然なので有効利用しましょう。
マカオパスを使えば、日本と同様にタッチするだけで支払い完了です。
乗り方は乗車時に機械をマカオパスでタッチするだけなので2泊3日ぐらいの旅行でもぜひ持ってほしいアイテムです。
マカオパスの購入方法

実際には9時にスタートして16時頃に終了しました。
回り方のコツも含めて案内してみます。
道に迷わず、効率良く回るためにネット接続は必須です。
1日中グーグルマップを使って世界遺産を回りましたが250メガぐらいの使用量でした。
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現在地から目的のポイントをタッチすると最寄りのバス停と降りるバス停が分かります。
しかし、バス停の位置がずれている事があるので注意が必要です。
所々に案内板があるのでそれに従えばそれほど迷いませんが、グーグルマップだけ見てると到着点が建物の裏側になってることがあります。

これをチェックしながら移動します。

これを目印にして見落とさないようにしてください。
世界遺産に対する日本語による説明もあります。

カモンエス広場

スタートはこちらのカモンエス広場かバラ広場とするのが便利です。
地図で見ると分かりますが直線状に並んでいるのでどちらかの端から開始します。
カモンエス広場付近には合わせて4ヶ所の世界遺産があります。
抱擁
写真は公園入口にある「抱擁」と言われる噴水のモニュメント
降りたバス停からは10分ぐらい歩いたと思います。
広々とした公園で朝は散歩してる人も多かったです。
18世紀、小高い丘に樹木が茂った庭園はイギリス東インド会社会長の邸宅の一部でした。
現在はカーザ庭園と呼ばれており、アートギャラリーとプロテ スタント墓地を擁しています。
墓地は花や樹木が植えられ、マカオで永眠した商人、宣教師やその他の外国人の古い墓石が並んでいます。
1835年、イギリスが退去した後、ポルトガル人のオーナーは祖国を代表する詩人ルイス・カモンエスの胸像の回りに洞窟を作りました。
現在の銅像 は、1886年に洞窟が国有になった際に設置されました。
洞窟の裏から小道を登ると、中国風の東屋や石のテーブルと椅子のある木の生茂った丘に辿り着き、 ここでは地元の男性が中国将棋に興じています。
洞窟の前の広い公園にはベンガル菩提樹の下にベンチがあります。
早朝には太極拳をする老若男女、また友人と 語らう人々の姿が見かけられます。
公園の入り口には「抱擁」と題した大きなモニュメントの噴水がありますが、これはポルトガルと中国の何世紀にも渡る友好 を表したものです。

所在地: Praça de Luís de Camões, Macau
開園時間: 6:00~22:00
バス路線:17

カーサ庭園

カモンエス広場のすぐそばにあるカーサ庭園。この門が目印になります。
門をくぐると立派な庭園と豪奢な建物を見ることができます。


1770年に建てられた邸宅は、元々はポルトガルの豪商マヌエル・ペレイラの邸宅でした。
後に、東インド会社が借り上げていた時期もありました。
現在、東方基金会という財団の事務所となっています。

所在地:Beside Camões Square
開園時間:ギャラリー: 9:30〜18:00 (土日祝祭日は休館); 庭園: 9:30〜18:00
バス路線:17

プロテスタント墓地

日本では中々見かけないプロテスタント墓地ですが、厳かな雰囲気で訪れる人もすくないのか誰にも会いませんでした。
カーザ庭園に隣接するプロテスタント墓地は、マカオにおける最初のプロテスタントコミュニティーに関する包括的な記録を残しています。
1821年に建立されたチャペルは現在、ロバート・モリソン(1782-1834)を記念した「モリソン礼拝堂」として存在しています。
彼のほか、著名なイギリス人画家ジョージ・チナリー (1774-1852) や東インド会社の高官、アメリカやイギリスのプロテスタントなど様々な人々が眠っており、マカオの多様なコミュニティーの側面をうかがうことができます。

所在地:Beside Casa Garden
開園時間:8:30~17:30
バス路線:17

聖アントニオ教会

現在はカモンエス広場の横に建つ堂々とした石造りの教会ですが、1560年以前の建築では竹と木で造られていたそうです。
マカオで最も古いカトリック教会のひとつで、近くにはカーサ庭園、プロテスタント墓地、カモンエス広場と世界遺産があります。
この辺りはめっきりと観光客は少なくなり、ゆっくりと観光が出来ます。
中に入ることもできます。
マカオで最も古い教会の一つであり、イエズス会修道士が最初の拠点を築いた場所でもあります。
1560年以前は竹と木で造られていましたが、後に石造りによって数回再建され、現在の外観および規模は1930年の再建によるものです。
昔は、ポルトガル人コミュニティーの人々が結婚式を挙げたことから、花王堂 (Church of Flowers)と中国語で呼ばれていました。

所在地:Santo António Square
開館時間:7:30〜17:30
バス路線:17

ナーチャ廟

聖アントニオ教会から聖ポール天主堂跡に向かう道にある世界遺産がナーチャ廟と旧城壁の2つ。
「教会の横に中国寺院が併設されていることが重要でマカオが多文化を受け入れている事を表しています」が、横の聖ポール天主堂跡の規模に比べるとずいぶんと寂しい。
神童ナーチャを奉るため1888年に建立されたこの小さな伝統的中国寺院は、地域の主要なイエズス会事業跡の近くにあり、マカオが多文化的なアイデンティティと信教の自由を受け入れた最も良い例の一つとして、西洋と中華の思想交流の姿を表しています。

所在地: No. 6 Calçada de S. Paulo (next to Ruins of St. Paul’s)
開館時間: 8:00~17:00
バス路線: 3, 3X, 4, 6A, 8A, 18A, 19, 26A, 33, N1A

旧城壁

説明がなければただの壁ですが、これこそポルトガルによる占領の証。
高い城壁と砦、そして教会を築いたこの界隈はまさにポルトガルとイエズス会が世界の海を股に掛けた時代を象徴する建造物だと思います。
1569年には築かれていた防御壁の残存部分は、ポルトガル人がアフリカやインドでも行った彼らの居住エリアを守るための城壁の遺跡です。
マカオでは、特に土砂、ワラ、牡蠣の貝殻を混ぜ、木製の枠に流し込んで押し固めた「シュウナンボー」という地元の技術および材料を使用する事で、何層にも重ねて城壁が作られました。

バス路線:3, 3X, 4, 6A, 8A, 18A, 19, 26A, 33, N1A

聖ポール天主堂跡

マカオの世界の世界遺産といえばこちらが有名。
ファサード(正面壁)のみが残っている聖ポール天主堂跡は、「サモトラケのニケ」や「ミロのヴィーナス」のように足りない部分があるからこそ人の想像力を刺激する建物でしょうか。
聖ポール天主堂跡は、1602年から1640年にかけて建設され、1835年に火事で崩壊した聖母教会と教会の隣に建てられた聖ポール大学跡の総称です。
当時の聖母教会、聖ポール大学およびモンテの砦は全てイエズス会による建築物であり、マカオの「アクロポリス」のような存在だったと考えられています。
近くには聖ポール大学の考古学的な遺跡が残っており、細密な教育プログラムを整備した東洋初の西洋式大学であった歴史を物語っています。
今日では、聖ポール天主堂跡のファサード(正面壁)はマカオのシンボルとして街の祭壇のような存在となっています。

所在地: Company of Jesus Square
開館時間: 天主教芸術博物館は 09:00~18:00 (最終入館は17:30。火曜14時以降休館、祝祭日は開館)
バス路線:      3, 3X, 4, 6A, 8A, 18A, 19, 26A, 33, N1A

イエズス会記念広場

忘れがちなのがこちら、イエズス会記念広場。
聖ポール天主堂跡前に広がる広場なんですが、人が多すぎてここが広場ってことを忘れてしまいそうになります。

モンテの砦

ここが1日で30ヶ所回るうえの鬼門となる場所。
高台に登ってぐるりと砦を一周すると40分ほどかかりました。
さすがは砦が築かれた場所とあってマカオを一望できる立地になります。
大砲の先にはグランドリスボアが見えました。
高台の少ないマカオにおいては重要な拠点だったことが想像できる光景です。

ラザロ地区

こちらはマカオの世界遺産ではないのですが素敵な街並みなので時間があればぜひ行ってほしい場所です。

聖ポール天主堂跡から徒歩5分ほどのところにある聖ラザロ地区。
マカオ歴史地区内の聖ラザロ教会がある一角で、町全体が他のエリアよりポルトガルの雰囲気が色濃く残った石畳の美しい道にクリームイエローの洋館が並び、夜に行っても街灯に照らされた街並みがとても素敵です。

盧家屋敷

セナド広場から徒歩5分ほどのところにある、知らないと通り過ぎてしまうほどのわかりにくい入口。
民家が並ぶ通りの灰色煉瓦が珍しい少し大きな屋敷で、国人貿易商・盧華詔の邸宅として1889年に建築。
現在は世界遺産に登録されて、屋敷の中が解放されています。
ステンドガラスの窓が印象的で置物、家具などにマカオ文化(西洋と中華の融合)が見られる屋敷となっています。
1889年に建てられたとされる建物は、マカオに大きな建物を複数所有していた著名な中国人貿易商・盧華詔の邸宅でした。
セナド広場と大堂広場に近く、当時の「クリスチャン・シティ」中心部にあり、マカオの多様な社会構造を表しています。
盧家屋敷は灰色レンガを使い、二階建てで中庭がある伝統的な中国式住居で、建築的には広東省の典型的住居の特徴も兼ね備えています。

所在地:No.7, Travessa da Sé

開館時間: 10:00~18:00 (最終入館は17:30。月曜休館、祝祭日は開館)
バス路線:3, 3X, 4, 6A, 8A, 18A, 19, 26A, 33, N1A

カテドラル(大堂)



カテドラル(大堂)広場



聖ドミニコ教会


聖ドミニコ広場


仁慈堂



民政総署

セナド広場

波形の石畳が印象的なセナド広場ですが、昼間は混雑してテレビで見るような優雅な雰囲気はありません。
早朝や夜は比較的空いているので写真を撮るなら朝がオススメです。
噴水を囲んで建つポルトガル調の風情ある街並みを見ることができますよ。
夜はライトアップされているのでこちらも時間があれば散歩するのもいいですね。

セナド広場は何世紀にもわたってマカオの街の中心であり、現在も公共のイベントや祝典が開催される最も人気のある広場です。
民政総署や三街会館(関 帝廟)のすぐそばという立地は、地元の中国人社会が積極的に行政に関与していたことを物語っており、マカオ文化の多様性を知ることができます。
広場はパス テルカラーの新古典様式の建物に囲まれており、波形模様の石畳が調和のとれた雰囲気を醸し出しています。

所在地:Senado Square
バス路線:3, 3X, 4, 6A, 8A, 18A, 19, 26A, 33, N1A

三街會館(三街会館)

大賑わいのセナド広場から最初の道を左に曲がったらすぐの場所に三街会館はあります。
しかし、セナド広場方面は凄い人だかりなのにこちらに来るとあまり人が居ません。
小さい平屋造りの建物で別名関帝廟、世界遺産に登録されています。
ここ三街会館は、三国志の英雄である関羽を祀る廟で1792年に建てられました。
中国らしい廟でセナド広場に来たなら立ち寄っても損はないと思います。

聖ローレンス教会









聖ヨセフ修道院及び聖堂







日本史の教科書でもなじみ深いフランシスコ・ザビエルの上腕部の遺骨も祀られています

ドン・ペドロ5世劇場



聖オーガスチン教会の向かいにあるマカオでは少し珍しいミントグリーンの淡い色が特徴の建物。


案内版によるとアジア初の西洋風のオペラ劇場らしい

聖オーガスティン教会

全面改修中なため中に入れませんでした



聖オーガスティン広場



ロバート・ホー・トン図書館




聖オーガスチン広場の前にある南欧風の素敵な図書館。
この図書館をマカオ政府に寄付した故ロバート・ホー・トン卿はマカオ・香港で有名な資産家一族でこの図書館以外にも一族の名前を冠した学校もあります。
世界遺産となった今でも子供たちが静かに勉強していました。


鄭家屋敷







1869年以前に建てられた屋敷は、著名な中国の文豪・鄭観應の伝統的な中国式住居でした。複数の建物と中庭で構成されており、アーチ型の装飾に灰色レンガを使用したり、インド式の真珠貝の窓枠に中国式格子窓が取り付けられるなど、中国と西洋の影響による様式が混在しています。
所在地: No 10, Travessa de António da Silva, Macau
開館時間: 10:00〜18:00  (最終入館は17:30。水曜休館、祝日は開館)
入場料: 無料
Tel: +853 2896 8820
ウェブサイト: http://www.wh.mo/mandarinhouse
土日にガイドツアー(広東語)を開催しています。参加するにはオンライン予約が必要です。
バス路線: 18, 28B

リラウ広場

景観だけではなぜここが世界遺産になったのか分からない場所です。
今回の旅行ではここだけは見つけられずにこの辺りをウロウロしました。
しかし歴史的にはポルトガル人が最初に住み始めた地域で地下水が湧き出たため重要な場所だったようです。


港務局

現在もマカオ港務局事務所と海上警察本部として使用されているため見学できる場所は限定されているがアラブ様式の建物は美しく夕方にはライトアップされるようだ。
通路までは入れましたが、部屋は現在も役所として使われているため見学できませんでした。

ムーア人は狭義にはアフリカ北西部に住み、イスラム教徒でアラビア語を話す人種を指すがここでは広義のムスリムという事だろうか。

1874年、マカオの警察部隊を補強するためにインド・ゴアから派遣された連隊の宿泊施設として建築されました。
現在は海事水務局として使用されています。
建物はムガール帝国の建築要素を反映した新古典様式の建築です。
所在地: Calçada da Barra
開館時間: ベランダのみ: 9:00~18:00
バス路線:18, 28B

バラ広場(Barra Square)

Barraの意味を調べると英語のbarと同じ意味で棒や細長いものを指すようです。
媽閣廟前の広いポルトガル様式で作られた石畳の広場で比較的ゆっくりできる場所です。


媽閣廟

マカオの名前の由来となったとも言われる媽閣廟(マコウミュウ)
マカオで最も古い中国式の寺院らしく普段から熱心にお祈りしている方が多くみられます。

ちなみにここの広場前が路線バスの終点になっていてることが多く、バス路線が豊富。
媽閣廟は、マカオの街が形成される以前から存在していました。
正門、中国式鳥居と4つのお堂で構成されています。
媽閣廟のように単一の建築集合体の中に異なる神を祀る様々なお堂が存在するのは、儒教、道教、仏教および複数の民間信仰の影響を受けた中国文化の典型的な例だと言えます。

所在地: Barra Square
開館時間: 7:00~18:00
バス路線:1, 2, 5, 6B, 7, 10, 10A, 11, 18, 21A, 26, 28B, 55, MT4, N3 

ギア要塞

今回は最後に回った世界遺産のギア要塞は灯台と教会からなり、マカオの海を見渡すことができる立地。
下の公園から上がって行くとギア要塞があり、マカオ市街と海が一望できます。
1622年に建てられたとされる聖母マリアを祀るギア教会があり、中に入ることもできます。
遠回りになりますが、松山ロープウェイを使って、松山市政公園をぬけて歩くのもオススメです。
ほかの世界遺産とは離れますがぜひ行ってほしいスポット
1622 年から1638年にかけて築かれた要塞内にあるギア教会は、聖クレア修道院を建設する前にギアの丘に居住していたクラリスト修道女によって建立されたものです。
ギア教会の精巧なフレスコ画は、宗教的および神話的なモチーフを表した西洋と東洋双方のテーマを扱っていることから、マカオの多文化的融合をよく表 しているといえます。
同じ敷地内に建つギア灯台は、1865年に中国沿岸初の近代的灯台として建てられたものです。
教会と灯台、そしてギア要塞は合わせて マカオの過去の海事、軍事および宣教を表すシンボルと言えるでしょう。
所在地:Estrada do Engenheiro Trigo
開園時間:
要塞: 09:00~18:00
教会: 10:00~18:00 (最終入館は17:30、写真撮影禁止)
灯台: 非公開
バス路線:  2, 2A, 6A, 12, 17, 18, 18A, 19, 22, 23, 25, 25X, 32
引用:マカオ観光局

引用:マカオ観光局

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