カード制度の確認日:2026年7月17日
年400万円を使って無料宿泊の条件に届いても、それだけでは楽天カードを超えません。
年400万円を楽天カードで使えば、通常ポイントは4万円相当です。Marriottプレミアムは年会費82,500円もかかるため、ポイント・無料宿泊・会員資格を合わせて12万2,500円以上使えて、ようやく同額です。年500万円なら13万2,500円以上が必要です。
Marriottに毎年泊まり、ポイントを1ポイント0.6円前後で使い、無料宿泊を失効させない人なら候補に残ります。年400万円を作るために支出を増やす人や、泊まりたいホテルが決まっていない人には重いカードです。
現在のMarriott Bonvoyプレミアムカード
旧SPGカードの切り替え先は、Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードです。現在の主な条件は次の通りです。
| 年会費 | 82,500円(税込) |
|---|---|
| 家族カード | 1枚目無料、2枚目以降は1枚41,250円(税込) |
| 日常利用 | 100円につき3 Marriott Bonvoyポイント |
| Marriott参加ホテルの対象利用 | 100円につき6 Marriott Bonvoyポイント |
| 無料宿泊特典 | 入会日・切替日から毎年1年間に400万円以上利用し、カードを継続すると1泊75,000ポイント。自己ポイントを最大25,000pt追加し、最大100,000ptの宿泊まで交換可能 |
| プラチナエリート | 毎年1月1日〜12月31日に500万円以上の対象利用で、基本カード会員がアップグレード |
無料宿泊とプラチナエリートは集計期間が異なります。同じ年に520万円使っても、利用時期によって片方だけ達成する場合があります。ポイント対象外、200円=1ポイント、利用額条件の対象外となる支払いもあるため、申込前に公式条件を確認してください。
楽天カードとの損益分岐点
比較の基準は、年会費無料・通常1%還元の楽天カードです。年間利用額をA円、Marriottポイントを1ポイントp円で使うとすると、プレミアムカードの年間価値は次のように考えます。
Marriott側:年間利用額 × 3% × ポイント単価 + 無料宿泊の実利用価値 + 会員資格等の実利用価値 − 年会費82,500円
楽天側:年間利用額 × 1%
無料宿泊の「75,000ポイントまで」は75,000円の意味ではありません。泊まりたい日の現金価格を基準に、自分が本当に使う金額で評価します。
ここでいう自己ポイントは、自分のMarriott Bonvoyアカウントにあるポイントです。無料宿泊特典へ足せるのは最大25,000ptまでで、75,000ptの特典と合わせても100,000ptまでです。これは無料宿泊特典と組み合わせる場合の上限です。無料宿泊特典を使わず、自己ポイントだけで予約する場合は、10万ptを超えるホテルも必要ポイントを全額払えば予約できます。
| 年間利用額 | 楽天カードを上回るために必要な年間総価値 | 目安 |
|---|---|---|
| 200万円 | 10万2,500円 | 無料宿泊条件に届かないため、多くの人は楽天が有利 |
| 400万円 | 12万2,500円 | 無料宿泊を5万円で使うなら、12万ポイントを1pt約0.604円以上で使う |
| 500万円 | 13万2,500円 | 無料宿泊5万円+資格価値2万円なら、15万ポイントを1pt約0.417円以上で使う |
上表は日常利用がすべて100円=3ポイントで加算される簡易計算です。端数、対象外利用、Marriottホテルでの追加ポイント、キャンペーンは含めません。
年400万円利用の具体例
- 日常利用で獲得:およそ12万ポイント
- 12万ポイントを1pt=0.6円で使う:7万2,000円
- 無料宿泊を自分なら5万円払うホテルで使う:5万円
- 合計価値:12万2,000円
この使い方では、分岐点まで500円足りません。ポイントを1pt=0.61円以上で使うか、Marriottホテル利用分の追加ポイントがあれば届きます。無料宿泊を現金3万円の部屋に使うなら、その分だけ楽天カードとの差は広がります。
お得になる人・ならない人
お得になりやすい人
- 年間400万円以上を無理なく決済できる
- Marriottに毎年宿泊する
- ポイントを1pt=0.6円前後以上で使える
- 無料宿泊特典を期限内に必ず使う
- 年500万円ならプラチナエリート特典も使う
お得になりにくい人
- 年間400万円に届かない
- ホテルブランドを決めず最安値を選ぶ
- ポイントや無料宿泊を失効させがち
- 年会費を回収するために不要な旅行を増やす
- 1%還元を現金同様に使えるカードを好む
4つのペルソナで判定
無料宿泊の条件には届きません。Marriottに泊まる予定もなければ、楽天カードで十分です。
約12.6万ポイントを1pt=0.6円、無料宿泊を5万円で使うと合計約12万5,600円。楽天カードの目安12万4,500円との差は1,100円ほどです。ポイント単価か無料宿泊の価値が少し下がるだけで逆転します。
無料宿泊とプラチナエリートは別の期間で集計します。両方を達成でき、朝食・ラウンジ・アップグレードも実際の宿泊で使う年だけ、その価値を足します。
利用額が多くても特典価値が低ければ損益分岐点を超えません。楽天カード、または空港ラウンジやダイニングを使うなら三菱UFJプラチナも比較対象です。
Marriott Bonvoyポイントを宿泊に使う
無料宿泊に必要なポイント数は、施設や宿泊日によって変わります。予約時に「ポイント/アワードを使う」を選び、同じ日程・同じ客室条件で現金料金と必要ポイント数を比較します。
1ポイントの価値 = 同じ条件の現金料金 ÷ 必要ポイント数
例:現金6万円の部屋が8万ポイントなら、1ポイントの価値は0.75円です。
税金、サービス料、リゾート料金が別にかかるホテルもあります。ここまで並べないと、ポイント宿泊のほうが安いとは言い切れません。
旧SPGアメックスへ申し込んだときの記録
当時は、入会後3カ月以内に10万円以上利用すると3万Marriott Bonvoyポイントを受け取れるキャンペーンがありました。これは現在のキャンペーンではありません。
- 2月4日:Marriott Bonvoyへ入会し、旧SPGアメックスを申し込み
- 2月8日:カード入会の案内メールを受信
- 2月12日:本人限定郵便でカードを受け取り
私の場合は、申し込みから使えるようになるまで実質10日間でした。あくまで当時の一例で、現在の審査・配送期間を保証するものではありません。
結論
見る数字は「年400万円使えるか」ではなく、「12万2,500円分を毎年使えるか」です。年500万円なら13万2,500円。無料宿泊とポイントをこの金額まで使い切れない年は、楽天カードが残ります。
Marriottに泊まる予定が先にあり、無料宿泊を使うホテルも考えている人向けです。カードを持ってから年会費回収のために旅行先を探すなら、楽天カードのほうが失敗は少ないです。
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公式情報
ここでの試算は申込を勧めるものではありません。特典・年会費・対象条件は変わるため、申込前に公式サイトで確認してください。
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